保育園・幼稚園のプリント整理、結局どうするのが一番ラクなのか
入園・入学すると、それまでの生活にはなかった「プリントの波」がやってきます。行事案内、持ち物リスト、集金のお知らせ、健康観察カード。1人分でも新年度は10枚前後が一気に重なることがあり、2人以上きょうだいがいる家庭ではその数はさらに増えます。
「整理しなきゃ」とは思いつつ、日々のお迎え・ごはん・お風呂に追われて後回しになり、気づけばカバンの底で丸まっている。そんな経験がある方は多いのではないでしょうか。ここでは定番の整理方法を4つ比較しながら、それぞれの続けやすさを見ていきます。
方法1: ファイルボックス・仕分けファイルで分類する
「おたより」「もっていく」「もう使わない」のように3〜4分類のファイルを用意し、届いたその場で仕分けるやり方です。整理収納の専門家もよく勧める方法で、物理的に迷子になりにくいのが利点です。
ただし効果が出るのは「毎回必ず仕分ける」を続けられた場合に限られます。疲れて帰ってきた日にカバンからプリントを出さずそのまま翌朝になる、ということが数回続くと、結局どこにあるか分からないプリントが溜まっていきます。
方法2: 冷蔵庫や壁に貼る
目につく場所に貼っておけば見落としにくい、というシンプルな発想の方法です。導入コストがほぼゼロなので始めやすい一方、プリントの枚数が増えると冷蔵庫が埋め尽くされ、逆にどれが今必要な情報か分かりにくくなるという声もよく聞かれます。
方法3: 写真だけ撮っておく
プリント自体は捨てて、スマホのカメラロールに撮影データだけ残す方法です。物理的な紛失は防げますが、後から「あの持ち物、何日までだったっけ」と探すときに、カメラロールを遡る作業が発生します。予定として自動的にカレンダーに反映されるわけではないため、結局手でカレンダーに書き写す作業が別途必要になりがちです。
方法4: 撮るだけでAIが予定と持ち物を読み取ってくれる
比較的新しい選択肢として、プリントを撮影するとAIが日付・持ち物・提出期限を自動で読み取り、そのままカレンダーに登録してくれるタイプのアプリがあります。仕分けや書き写しといった「整理するための作業」自体を減らせるのが特徴で、忙しい日でも撮影さえすれば情報が残る、という点が続けやすさにつながります。
筆者たちが開発している「あしたく」もこのタイプのアプリで、撮影・写真選択・メール転送・共有シートなど複数の取り込み方法に対応しています。読み取った予定と持ち物は家族間で共有でき、祖父母には閲覧専用リンクを発行することもできます。
まとめ: 「仕分ける」を減らす発想が続けやすさの鍵
どの方法にも一長一短がありますが、共通して言えるのは、整理のための手間が小さいほど続けやすいということです。ファイル分けや冷蔵庫貼りが向いている家庭もあれば、忙しさの度合いによってはAIによる自動整理の方が合っている家庭もあります。まずは今のやり方の「面倒に感じている部分」がどこかを見極めるところから始めてみてください。